５歳児そら組が、１１月から地域の先生に教えて頂いていたお茶遊びも４回目、最後の日になりました。
お客さん、お菓子を運ぶ人、お茶を運ぶ人の３グループに分かれて、順に入れ替わります。４回目になり、正座もお手の物。お菓子をいただいたら、包み紙を懐紙に包んでキュッキュッとねじってお皿に置きます。お茶を点てるときは、茶筅をまっすぐに持って、数字の「１」をかくように縦に動かすと…泡もたっておいしそうに出来上がりました。
左の手のひらにお茶碗をのせ右手で２度手前に回し、「ぐっぐっぐっ」といただきます。自分が飲んだ後も、他の人が終わるまで静かに待っていましたよ。思いやりの気持ちです。今まで先生に教えてもらったことをみんなよく覚えていました。
お茶の味を「いかがでしたか？」と先生に聞かれて、「おいしかったです」「甘い味がした」と嬉しそうに答えていました。
最後に先生から、「九条幼稚園でお茶ごっこをした人は、思いやりの気持ちを忘れないで、お友達や周りの人に優しくしてくださいね」「町で会ったら声をかけてね」と言っていただきました。
お茶ごっこの「思いやり」の気持ち、小学校に行っても大切にしたいですね。日本の伝統文化を知り、経験する機会となりました。