魚つりごっこ(5歳児)
- 公開日
- 2024/05/16
- 更新日
- 2024/05/16
幼稚園日記
鶴見緑地公園に行って、滝や川を見たことから、探検ごっこの遊びのイメージが広がってきています。川をつくって、「魚釣り」をする遊びが始まりました。
初めは、糸に魚をテープでつけて「つれた!」と言ったり、糸をたらして、魚をつっている雰囲気を楽しんだりしていました。
そこで、保育室の掲示でつかっている磁石をそっと近くに置いてみました。
それに気づいた近くの子どもが磁石そのものをつけたりはずしたりして遊びはじめました。
しばらくたってから、磁石で遊んでいる友達の様子に気づき、釣り糸の先に磁石をつけてみる子どもの姿が見られました。
「磁石をつけるとくっつくのではないか。」と思ったようです。
しかし、釣り竿にしかつけていないため魚はくっつかず、、「つれへんなあ」とつぶやいていました。
もっとしばらくたってから、魚にも磁石をつけてみる姿がありました。
磁石同士をつけたり外したりして遊んでいる友達の姿を見て、気づいたのでしょうか。
「あ!!!くっついた!!!つれた!!!」
魚の磁石と、釣り糸の磁石がピタリとくっつき、魚が釣れました!
満面の笑みでした。
そのあとは、「え、いいなあ!」「ぼくもやりたい!」「教えて!」と、大盛り上がりになりました。
幼稚園では、子どもが主体的に活動する中で、自分で気づいたり「わかった!」「できた!」「楽しい」「もっとやりたい」と思ったりできるよう、準備物や環境を整える工夫をしています。
自分で考えたり試行錯誤したりして、わかるようになることは、教えられることよりも大きな学びになるのではないかと思っています。