10月の保健指導
- 公開日
- 2025/10/22
- 更新日
- 2025/10/22
幼稚園の様子
5歳児すみれ組と4歳児ひまわり組では『ふわふわとちくちく』の読み聞かせを行いました。「ふわふわ言葉」は相手がうれしくなる言葉で、「ちくちく言葉」は相手が悲しくなる言葉です。「大好き」や「泣き虫」などいろいろな場面のセリフのイラストを見せてそれがふわふわ言葉なのか、ちくちく言葉なのかをみんなで考えました。また、ちくちく言葉はふわふわ言葉に変えることができることも伝えました。「泣き虫」をふわふわ言葉に変えるとどんな言葉になるかを聞くと、「大丈夫?ってきく!」と言っている子がいました。みんなでちくちくボックスに入っている言葉をすべて言い換えてふわふわボックスに入れることができたときに、「ぜんぶふわふわやー!」と喜ぶ様子が見られました。その時の気持ちを言葉にして誰かに伝えることができるのはとても素敵なことですが、さらに相手の気持ちを考えて言葉にすることができるようになってほしいなという思いからこの保健指導を行いました。今回の保健指導をきっかけに自分の思いも相手の思いも今よりももっと大切にできるようになってほしいと思いました。
3歳児もも組は『ノンタン ぶらんこのせて』の読み聞かせを行いました。もも組は幼稚園での生活に慣れてきて友達とのかかわりが増えてきています。友達と言葉で思いを伝え合い仲良く遊んでほしいという思いからこの絵本を選びました。ノンタンが使っているブランコを使いたいときノンタンに何と言ったらいいかを聞くと、「かーしーてー!」と答えていました。また、使いたいものを友達が使っているときに、怒りながら貸してほしいことを伝えるか、優しく伝えるかどちらがいいかを聞くと、優しく伝える方をみんな選んでいました。遊びの中でいろいろな感情を経験し相手の思いを受け入れたり、思いを伝えたりすることに繋がってほしいなと思います。