私(園長)日記

私(園長)日記「たんぽぽの根っこ」

を始めます!

私は桃園幼稚園に昨年の4月に赴任しました。桃園にきて1年になります。
それまで此花区の伝法幼稚園で園長として4年。その前は、浪速区の立葉幼稚園で3年園長を経験しましたので、園長8年目になります。
もちろんそれまで、教諭として担任を経験し、主任を9年(担任と並行して)経験しましたので、担任としては20年ほど経験したことになります。
なぜ、この日記を始めたかというと、「園長室だより」トップページ下段は、園長としての発信をし、そして、これは“私”が日々、「嬉しい!」や「すごい!」「そんなことある?」など、小さな小さな日々のことを発信したいと思い「始めてみようかなぁ…。」の気持ちで始めてみます!
どれぐらいの頻度で更新できるか分かりませんが、どうぞ、よろしくお願いいたします!

なぜ、「たんぽぽの根っこ」なのかは、一番下段で!


サクランボの収穫

本園は、自然豊かで、サクランボ・枇杷・キンカン・レモンの木があります(その木にアゲハ蝶が卵を産みに!)


また、畑には6月収穫のジャガイモやタマネギ、10月にはサツマイモや里芋など、たくさんの野菜を育てます。

昨年度もサクランボや枇杷を収穫し、お家に持って帰ったり、地域におすそ分けをしたり、潰れているものは、子どもたちの遊びに使ったり、子どもたちが主体的に活用できる、生きた自然として、学びに繋げています。


そして、ここから本題・・・

今日(4月27日)サクランボがたくさん生っていました。

先生と子どもたちが見つけて、収穫することになりました。


(今日の保育の計画としては入っていなかったけれど、「計画に入ってないからやらない!」ではなく、実を見つけた子どもたちの思いを尊重し、その発見の感動をそのまま収穫に繋げる保育の柔軟性・・・。本当に素敵です!


保育って、また子どもって、想像を超えることがよくあります。

子どもたちの「こうしたい!」という思いや、その時の感動を受け止めて、その時、その時に対応していく先生の柔らかさ・・・。

とても大切だと思っています。


子どもたちは“今”を生きています。その弾けんばかりの感動を共有し、同じように感動し、保育に繋げていく。素晴らしい対応力です!)


収穫の途中、「園長先生にも!」と、4歳児の男児(S君)が思いついてくれたようです。


(普段から、担任は、「園長先生に聞いてこようか」「園長先生の分は?」と遊びの中で、「園長先生」を出してくれている担任の先生・・・。本当に感謝しかありません。当の私は、いつも園庭に居れるわけはなく、電話や園外への対応など、園長室や職員室にいることが多くなってしまって・・・。反省です)


そのS君は、園長先生の分として、木にたくさん、たくさん ぶら下がっている目の前のサクランボ・・・・


ではなく、下に落ちている、サクランボを素早く右手に1つ。左手に1つ、握りしめ、私のところに走っていったそうです。

(この話は担任から、後日談として聞いたこと)


そして、担任はその時


(『あっ、さっきまでダンゴムシを握りしめていた手・・・。その手で思いっきりサクランボ握っている。サクランボ潰れてないかなぁ・・・

しかも落ちてたサクランボ・・・・でも、まっいいか!と・・・。)



そして、ひと段落して、給食の時間になり、私が保育室に行くと、S君が


「さっきのサクランボ食べた?」

「食べたよ!」

「美味しかった?」

「美味しかった~甘かった~~~ありがとう!S君!」


と言うと、ニンマリ笑う満足気な顔・・・。


隣で担任は、こそっと 

「お腹は大丈夫ですか?」

「どうして?」

「洗って食べました?」

「洗ってない・・・」


と聞いてから、上記のことを告白・・・


からの爆笑!!そんなことある?ほんとに??


早く教えて~~~(笑)


ダンゴムシの出汁と、S君が握りしめた手の汗がほんのり香ったであろうサクランボ・・・。

しかも下に落ちていたサクランボ。。。

あんなに木に生っているのに。


それでも美味しかった!

園長先生にも!という優しい気持ちが入った、思いやりのサクランボ・・・。

甘くて、温かくて(手のぬくもり)口に広がる酸味・・・(今から考えたら何の酸味?)


子どもって、本当に可愛いです。保育の中で、子どもの感動をそのまま受け止め、同じように跳ね返す保育


<余談>

(私が新任時代の園長先生から教えてもらいました。

「子どもは弾けるようにパンパンになった風船のよう!そのパンパンの風船は、どんどん大きくなっている。感動の瞬間、喜びの瞬間、認められた瞬間、様々な瞬間を、パンパンの風船が受け止め、さらに、風船は大きくなっている。

大人から見れば、小さいなことでも、子どもにとっては、大事件。

そのパンパンの風船をしっかり受け止めなさい。

子どもの感動を先生も感動し、子どもの悲しみを先生も悲しみなさい」と。


今でも、その園長先生とお会いしています。現在86歳・・・今でも、人生の先輩・・・。)


子どもの弾けんばかりの風船をこうして近くで感じることができる幼児教育の世界。


子どもは、素直で真っすぐな目で、世の中を見ています。


子どもたちは未来です。

子どもたちの心の中のパンパンに膨らんだ風船を、今日も、さらに大きくすべく私たちは頑張っています!


<S君が持ってきてくれたサクランボ2個>




保育修了式に向けて


3月に入ると、私たちの保育修了式への準備が本格的になってきます。また、子どもたちの気持ちも引き締まります。

 

立派に修了式に臨もうとしている子どもたちは、頼もしく、立派です。

16日の修了式…。みんな元気で出席できることを祈ります。

 

<ここから本題・・・>

 

桃園幼稚園は、当日ピアニストとバイオリニストが来られ、子どもたちの入場や歌、証書授与のBGMに至るまで、全てそのプロの方が行ってくれます。

 

(私は、正直、プロの音楽家って子どもの思いを無視し、自分の技術を見せびらかす方もいるので、どんな方かなぁ。。と思っていました。ごめんなさい・・・)

 

先日のリハーサルに来られた方2人(初対面)とも、園長室に荷物も置かず、遊戯室へ。
(ずっと来てくれているらしいから、勝手が分かっておられるんだなぁ)

 

リハーサルが始まる前、簡単に担任と打ち合わせをして始まりました。
(すごく簡単な打ち合わせ・・・。これで大丈夫なの?・・・)

 

まず、「証書授与」
人前で話すのが苦手な子どももおり(私もよく分かる!人前で話すなんで無理…。といつも思っている私…)声が小さな子もいます。

 

すると、プロの方々、子どもの声の大きさに合わせて、ピアノ、バイオリンの音量を調節してくれている!

 

すごい!

 

そして、さすが!

 

へぇ~子どもに合わせてくれている!

 

それが、まず1つ目の感動…。

 

そして、5歳児の「お別れの言葉と歌」の時、子どもの歌に合わせて、スピードやリズムを合わせてくれてる?

 

優しいピアノとバイオリンの音色に合わせて、子どもたちもそれを感じ、歌う声も美しくなっている!

 

ピアニストとバイオリニストは、子どもの声、リズム、テンポに合わせ、子どももそれを感じ、美しい声で歌う。

 

なんてすごい!

 

ピアノとバイオリンは主役でなく、子どもの歌を大切にした、子どもをあくまで主役にした技術に感動しました。

 

なんてすばらしい!

 

以前から、保護者の方々からもとても人気があり、喜ばれているということは、職員から聞いていましたが、納得しました。
(感動のまま、リハーサルが終了)

 

<終わって、園長室で>
リハーサルが終わり、園長室でお話させていただきました。

 

私が感じた感動をチラッと伝えると、

 

・子どもは本能で楽しく歌っている。それが正解であり、この場合、楽譜は正解じゃない。
・私たちは楽譜通りに弾くのではなく、どう子どもたちの、テンポやリズムに合わせるか。2人(ピアニストとバイオリニスト)で目で合図して演奏している。
・一部の音楽家は、楽譜通りに弾くことを重要視する方も多い。しかし、私たちが、大切にしているのは、表現力であると思っている。いわば、能力だけでなく、感じる心(感性)が大切である。もちろん、能力も必要だが、それだけでは、つまらない音楽になる。人の心を動かす音楽は、表現力が大切である。
・子どもたちの「歌いたい」という思いは、本能である。まさにそれが正解である。

 

と、お話いただきました。

 

感動し、音楽家にも、このような柔軟な考え方をもった方がいるのか・・・と思いました。

 

 

(ピアノのレッスンで、音を間違えると、手をピシャ!とたたかれ、ピアノが嫌いになった幼少期を思い出す)

 

 

もちろん能力や技術は大切です。でも、その技術を使って、表現するには、豊かな感じる心や、情熱がないと、それはただの、音になってしまいます。

 

「歌を歌いたい」という子どもの本能を大切し、「やりたい」という思いをどんどん膨らませていく・・・。なんだか、幼稚園教育と通ずるものがあり、この2人の方の出会いに、感謝感謝です。

 

きっと、素晴らしい修了式になる!

 

子どもたち、保護者、来賓、そしてプロの演奏者。

 

みんなが気持ちを1つに、子どもたちの修了のお祝いをする・・・。

 

底知れぬ愛で包容されるのは、子どもたち・・・。

 

しっかり自分の足で、自信をもって歩んでいってほしい。




2月17日

今日は雪遊びでした!

氷を業者が運んできて、氷を砕き、園庭に撒いてくれるのですが、

「どうせ、ガリガリの荒い雪だろうなぁ」と、思っていました。


(この雪遊び…。大変、高額で、幼児費からの支出だけでは無理で、地域の方からの支援もいただき、多額のお金をかけて、荒い氷のような雪・・・。なんだかなぁ・・・。)


なんて内心思っていました。

でも、それが、とってもサラサラの雪!

(えっ、これ雪やん!本物の雪やん!)と驚きました。

そして何より、子どもたちの楽しそうな笑顔!


ソリ滑りや、雪合戦、雪の上に寝っ転がったり、体で山の坂を滑ったり、思う存分遊んでいました!

動く子どもたちを写真におさめるのは、とても難しいですが、いつ撮っても笑顔の写真!


こんなに喜ぶんだ・・・。そして、こんなに長い時間、ずっと遊んでいられるんだ・・・。というぐらい、本当に楽しい雪遊びでした!


と私はヘトヘトになりながら、子どもたちの楽しそうな笑顔を見ていました。

多額のお金をかけた価値はある!来年度の子どもの在園数は減ってしまうけれど、地域の方にも支援をいただき、「来年もやりたいなぁ」と子どもたちの笑顔を見て思いました。


<話は変わって、雪合戦で・・・>

き組!(5歳児)本気で私に雪をぶつけ、当たって冷たがっている私を見て大笑いしている き組!!

そっちがその気なら、こっちも本気でいかせていただきます・・・。

私が的になり(担任はソリ遊びの補助をしているので〇〇先生はあかんと直感的に感じ、『ええ的がいてるやないか』とばかりに、私・・・)思いっきり、雪をぶつけてくる・・・。

なんておもしろい!!

さすが5歳児の体当たりな感じ・・・。これこれ!っと思いながら、楽しさと子どもたちの体当たりの大胆さと面白さに私の顔もニヤケル・・・。

「もう!冷たい!」と言いながらも、『この子たち、園長にこんなことをしてくるなんて、大胆で、たくましい!大人の顔色を見ることもなく、のびのび育ってる!』と嬉しくもあり、もうすぐ1年生になる寂しさもあり・・・。

子どもたちの笑顔が今日の雪遊びでは私に向かっていたことが、何よりうれしかった!
普段は友達同士、または担任の先生に向かっている笑顔が、今日は私に向かっていた。なんて愛おしい・・・。

悪だくみしている笑顔の可愛さ・・・。たまらない・・・♡

楽しい1日をありがとう!


4歳児!

なんて可愛い!(ブカブカの雪遊び用の服・つなぎの服 なんて可愛い!)

雪に寝っ転がって、ヒンヤリを感じている。

体全体で雪を感じ、まさに感覚を研ぎ澄ませ、雪の冷たさ、滑っていく雪の不思議、しばらく寝っ転がってヒンヤリの空気を感じている。

また、ソリで、雪ダルマに激突して、雪ダルマを壊してしまうハプニングも楽しんでる子もいる。

きっと雪を初めて見る子どももいるかもしれない。


こんな経験、大切にしたい!

来年度もやりたいです!


2月9日

日曜日から、私の家の周りは一面の銀世界でした。

今日は園庭もきっと雪景色だろうなぁ。子どもたちは足跡をつけたり、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったり、

1日雪で遊ぶだろうなぁ。


着替えは?

着てきたアウターを置いて帰ってもらう?

手袋は?(あっ幼稚園に子ども用の軍手があったなぁ)

なんて想像しながら来たら、雪がない・・・。大阪と奈良は違うのですね・・・。


今(14:00前)子どもたちは、(4・5歳児共に)外で元気にドッジボールをして楽しんでいます。



2月6日

今日は、マリンバコンサートでした!「日記」や、「地域との連携」「すくすくくらぶの様子」などでお伝えしてますが、これは急遽、地域の学校協議会会長が、仕掛けてくださった行事です!!


プロのマリンバ奏者の方なので、日程もねじ込んでくださったようで・・・。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。また、「桃園幼稚園の子どもたちに!ぜひ!」と頼み込んでくださったと聞きました。


そして実は、プロのマリンバ奏者の演奏代やら交通費のお会計も・・・。(本当にありがとうございます。。。)


本物の音色を聞いて、子どもの心に残っていると思います。
マリンバの音色、4本のマレットで奏でる音の重なり、体で感じた太鼓のリズム、、、


以前の幼稚園で本物の楽器(その時はバイオリンでしたが)を聴いて、その子どもがバイオリンを習い始めたことがありました。
子どもが経験したことで、何がきっかけになるのか分かりませんね。
子どもが様々な経験をして、それに心を動かし、感動し、豊かな経験となり、感性として残っていく。
今日、コンサートを聴いた子どもたちの中に、音楽の道に進む子どもがいたら、なんてすばらしいことでしょう。。。


私は、コンサートを聴きながら、子どもたちの真剣な表情を見ていました。

真剣な表情、楽しんでいる様子、それぞれの子どもの反応も違い、とっても可愛いです。


また一つ一つの経験が、子どもの心にどう響いているのか。どう影響しているんだろうと、期待と想像をして、表情を見ながらワクワクしています。


2月4日

今日は生活発表会でした!
感動しました!

先生や友達と、最後まで、楽しんで取り組みました!
劇も合奏も日頃の遊びも、この緊張感の中、欠席なく全員で取り組んだことも素晴らしいです。
今日は胸がいっぱいで、お仕事が手につきません・・・。

いやー本当に素晴らしい素敵な生活発表会でした!


2月2日

毎日、とっても寒いですね!朝、門で立っていると芯から冷えます。でも、心はとても温かい!
朝の門はとっても寒いけれど、心は温かです。

だって、5歳児のAちゃんが編んでくれたマフラーをしてるからです。「園長先生に!」と言って11月にプレゼントしてくれました。なんて優しい!!そして嬉しい!!


また、お家の方、子どもたちが頑張ってきてくれている顔を見ると、精一杯、挨拶しようと思っています!





2月2日

1日2つも記事をあげてると後が続かない!と分かっていますが、どうしてもあげたい! 伝えたい!

「ミャクミャクサンクスグリーティング」で保護者に協力をお願いし、同意書を保護者1人1人にお願いしました。保護者の皆様は、とても賛成していただき、皆様から同意書をいただくことができました。

その中の一人の保護者が同意書に

「どうか当選しますように!祈っています」

と書いてくださっていました。そういうことがとても嬉しいのです。


子どもたちに素敵な思い出を!


私と同じ気持ちでいてくださる!というだけで、応援していただいているような気持ちになります。

とても嬉しい!!

ありがとうございます。

これからも子どもたちのために、頑張ります!!


なぜ、「たんぽぽの根っこ」なのか・・・。



小学生の時、友達同士で
「花に例えたら。。」と言い合うことってありませんでしたか??
その中で、
「由利子ちゃんだから、百合!」
とか、マドンナ的な存在には、
「薔薇ね!」など言い合い、そして友達が、私に


「うーーん。たんぽぽ!」と。。。。



「たんぽぽ??」



「なんで?」



「なんとなく。。。」



でしょーねーー。。


家に帰ってそのことを母に伝えたら
「たんぽぽって花?雑草じゃない?」と一言。
唖然となってる私を見て母は、


「でもアスファルトに生えてて、とっても強いやん!たくましいから!」と一生懸命にフォローしてました。

 

そこから私は「たんぽぽ」を自分の花?と思い、アスファルトとアスファルトの間からたくましく生えてる?咲く?たんぽぽを決して踏むことはありませんでした。
なんなら、踏まれてぺっちゃんこのたんぽぽを可哀想に感じてました。


学年も上がり、たんぽぽの図鑑を見た時、ながーーーく伸びる根っこ、その根っこの強さを知り、なんだかたんぽぽを好きになりました。
たんぽぽに例えてもらったことを誇りに感じ
「私はたんぽぽ!」と思えるようになりました。


その図鑑のたんぽぽの根っこを、見た時の衝撃はいまだに覚えてます。


『なんだこれ。花は地味なのに、根っこがこんなことになってるん??!!』



小学生のただの例えから始まったことですが、
今では大好きな花?になってます。


そして、幼稚園に勤めて、心のタフさと、体の丈夫さが活かされ、今ではもう、30数年。。
目立つことが苦手で、人前で話すことなんか、とんでもなかった私が、なぜかマイクを持つことも多く。。
皮肉なもので。。

 

たんぽぽのように、強く、たくましく、そして、しなやかに。
目立たないけど、邪魔にもならない。
人の影になり、そこに居ることに気づかれないことも多い。
そんな私は、たんぽぽ、そのもの!
こんな私ですが、人の役に立とうと毎日、必死で頑張ってます!