私(園長)日記


私(園長)「たんぽぽの根っこ」を始めます!

私は桃園幼稚園に昨年の4月に赴任しました。桃園にきて2年目になります。

それまで此花区の伝法幼稚園で園長として4年。その前は、浪速区の立葉幼稚園で3年園長を経験しましたので、園長9年目になります。
もちろんそれまで、教諭として担任を経験し、主任を9年(担任と並行して)経験しましたので、担任としては20年ほど経験したことになります。
私(園長)が日々、「嬉しい!」や「すごい!」「そんなことある?」など、小さな小さな日々のことを発信したいと思い「始めてみようかなぁ…。」の気持ちで始めてみます!
どれぐらいの頻度で更新できるか分かりませんが、どうぞ、よろしくお願いいたします!

なぜ、「たんぽぽの根っこ」というネーミングなのかは、一番下段で!

運動会を終えて、4・5歳児混合リレーごっこで



運動会では、5歳児がリレーを披露しました。2回戦も!

1回戦目と2回戦目の間に作戦タイム(いつもしている)も含めて見ていただきました。

 

当日までに、様々な物語があります。

 

<本題に行く前に少し脱線します>

リレー遊びについて。

 

まず、幼稚園は(どんな遊びでも)ルールを教えるのではなく、走って走って、ひたすら走って、バトンを渡して遊び始めますが、エンドレスリレー・・・。

「しんどい!」

「(勝ち負けがないから)おもしろくない!」となり、

子どもたちでチームを作ります。

そのチームも、人数なんて考えていなかったり、帽子の色も、自分で分かっていなかったり・・・。

走っても、リレーなのか、ただただ走っているだけなのか分からなくなり、そのうち、バトンを渡す友達がいなかったら、2周目も走っている・・・。

勝負どころではありません。そのうち、

 

楽しくするには、

①人数を同じにしないといけないこと

②帽子の色をはっきり分けること などなど

に気付きます。

 

そして、チーム分けの相談をし始めます。

「A君と一緒がいい!」(みんなA君が速いことを知っている…)

「じゃあ、僕(A)は、白に行くわ」

「じゃあ、僕(B)も白に行く」

「なんでやねん!」

と、リレーをするまでに費やす相談の時間・・・。

 

なんとなくA君は足が速いと知り、同じチームになろうとする子どもたち・・・。

(それはそれで賢い・・・。友達をよく見ているし、速さが分かっているってすごい・・・)

 

リレーをするまでに何度も相談をし、先生も一緒に入って相談し、チームが決まってきたら、今後は、

「線の中に入ったらずるい!」

「だって速くなるやん!」

と違うトラブルになり、

(線(トラック)の中に入ったら、距離が短くなることが感覚的に分かって、しかもそれは速くなるということも分かっているってすごい…。経験って素晴らしい…。)

 

③線(トラック)の中には入らない。

 

とルールを自分たちで決め、さぁやっとリレーとしての真向勝負です!

 

何度も何度も繰り返し走り、そして、走る順番を話し合い、また、繰り返し繰り返し走ります。

その度に勝ったら思いっきり喜び、負けると泣いて悔しがる…。

(子どもって素直…。負けてもがんばって最後まで走ったことを先生に認めてもらうと、また次、頑張る姿…。君たちはとっても素敵です。そのことを知っているのでしょうか。汗だくになっても「もう一回!」と諦めない姿…。その真っすぐな姿に自分の心も洗われます。美しいです。私は何に反省しているのか分からないですが、子どもの心の美しさに触れて反省・・・。)

 

そして運動会当日・・・。

 

たくさんの拍手をもらい、精一杯走ったことを認めてもらい、子どもたち一人一人輝いていました。

繰り返し走ってきたことで、走る速度もあがり、走る姿もかっこよくなり、そして負けた悔しさを知った子どもたちは、負けたチームのことも拍手で称えます。

 

リレー遊びを通して、自分たちでルールをつくり、(本当はリレーのルールはありますが、子どもたちは自分たちが遊ぶ中でルールをつくってきたというイメージです)ルールを守らないと楽しくないことも経験し、勝った喜び、負けた悔しさを知り、それでも本気で勝負することを楽しいと思い、繰り返す・・・。心も体も、強く優しくなっていく子どもたちです。

 

<そしてここから本題>

 

運動会で5歳児のリレーを見て、「かっこいい!」と4歳児は憧れます。

運動会が終わってから、4歳児もリレーを楽しみます。

 

そして5歳児も一緒に入ったある日。

4歳児と5歳児が交互に順番になり、リレーチームをつくって遊んでいました。

「運動会ごっこ!」となり、全員で盛り上がっていました。

やる気満々の声と全体的な盛り上がっている雰囲気・・・。

(これは応援しなくては!と園長室から大変な賑わいを聞き、園庭に出ました)

4歳児は、5歳児に挟まれ、順番を待ちます。

ドキドキワクワクしているのでしょう。顔は走る前から満面の笑顔です。

 

「よーいドン!」

カーブが難しそうな4歳児・・・。でも一生懸命スピードを加減しながら回ります。

 

4歳児はバトンを5歳児に渡し、5歳児は4歳児の分、スピードを上げます。笑顔だけれど、本気の5歳児・・・勝負となると“負けたくない!”と本能的にまた、これまでの経験として、思いっきり走ってしまうようです。そして、4歳児にバトンを渡し・・・。

 

そして、4歳児C君!
私が

「C君!!がんばれ」

と名前を読んで応援すると

「ん?(呼んだ?なに?)」と、ばかりに止まってしまう(笑)

「違うの!応援したの!!(爆笑)」

 

そして、C君が5歳児にバトンを渡すとき、なぜがバトンを持ったまま離さない・・・。

(なんで? なんで?? なぜ離さないの??)

5歳児も「え?」と一瞬C君の顔を見る・・・。

C君はバトンをしっかり握りしめている・・・。

 

「C君 バトンを渡して!」(担任)

と同時に5歳児は力づくで奪い取る。

 

もう見ている先生たちは爆笑・・・そんなことある?なんで離さないん?(笑)

 

そして、5歳児の次の4歳児D君。

「D君、がんばれ!」

(D君は、止まらず思いっきり走っている…)

 

でも、線(トラック)の中に入ったらあかん・・ことは理解している。でも線の中に入りたい。でも入ったらあかん。。。

 

D君は線の上ギリギリを攻めすぎて、でも入ったらダメなことは理解していて、でも体は思い通りにならず、なぜか横走り…(いわゆる欽ちゃん走り・・・)

 

見ている先生たちも、またここで笑・・・。

 

(D君の“頭で分かっているけれど、体がうまく反応せず”でも転ぶこともなく、一生懸命な表情で走るD君の愛おしさへの微笑みです)

 

勝負は白チームの勝ち!!

 

5歳児は本当の勝負ではないことを理解し、楽しかった笑いと、4歳児もみんなで取り組んだ楽しい雰囲気を感じた笑いと、勝敗の苦笑いと・・・。

4歳児は、よく分からないけど、なんか楽しかった!という雰囲気。

 

そうそう、それでいい!

リレーは楽しかった!で終わり、来年度、また、勝負の楽しさを知り、勝って喜び、負けて悔しがり、来年度にその気持ちを繋げよう!

 

それにしても、バトンをなぜ渡さないのか。緊張で握りしめていただけなのか。

それとも、「自分のもの!」と思っていたのか・・・。

(その答えは、分かりません)

欽ちゃん走りをしていたD君。

転ぶこともなく走り切ったD君。見事な欽ちゃん走りでした。(表情は真剣そのもののD君)

笑ってごめんなさい・・・。

 

幼稚園では、「できた」「できなかった」ではなく、その過程を認め、「できるようになりたい!」と思う心の成長を見守り、励まし、自信につなげていきます。

ここでそれを文章にすると、更に長くなるので、運動会前に保護者と来賓にお配りしたものを添付します。

ぜひ、それも合わせてご覧いただけたら幸いです。

 

いつもいつも長い文章を最後まで見ていただき本当にありがとうございます。

運動会への取組



一輪車の遊びの中で

私(園長)日記

ご無沙汰しております。

子どもたちも先生たちもそして私も元気です!

 

さぁ、2学期も始まり、元気な子どもたちの声が響く園庭・・・。

幼稚園はこうでないと!と思います。

幼稚園や保育所によっては、子どもの声が外に聞こえないこともあります。

先生の声で「次は〇〇するよ!」「はい!わかりましたか!」など・・・。

 

余談1

子どもに「分かりましたか!」と聞くことはあります。子どもがどれだけ理解しているのかの確認です。一つ一つ丁寧に進めようと思っていると、その言葉がよく出ます。でもこの言葉はとても都合のいい言葉で、「分かりましたか?」は、「分かりなさい」と子どもに聞こえるときがあります。子どもは、先生の思いを汲んで「はーい」と言います。

先生「分かりましたか?」

子ども「は~い」

先生はこのことを子どもが理解できている。という自己満足の保育の展開になってしまうこともあります。

もちろん、「分かりましたか?」と聞くときもあります。子どもの「は~い」の雰囲気で、分かっていないなぁと分かる時もありますし、その雰囲気を読んで、手立てを変えることもあります。

でも、必ずしも、子どもはみんなの前で、「分からない」と言える子どもたちばかりではありません。「分かりましたか?」が、先生の自己満足になっていないか、子どもの「分からない」の思いを表現できる雰囲気かということが重要です。

子どもたちの「分からない」「なんで?」を表現できる関係を、桃園幼稚園では、つくっています。

 

そして、本題・・・。(2学期の子どもたちの姿)

 

今日、テラスで一輪車に取り組んでいました。5歳児の姿を見て4歳児も数名・・・。

(最近、雨が多く、テラスで戸外の遊びを展開できるよう、環境を整えている先生たち)

 

朝、登園してからすぐに一輪車に取り組み始める子どもたち・・・。

(「幼稚園に行ったらこんなことがしたい!」「〇〇をしよう!」と思って登園してくることがとても大切です。それが“意欲”です)

 

 

男児の2人(A君B君)がメリーゴーランドに何度も挑戦し、少しずつできるようになってきました。

(すごい!転んでも転んでも何度もチャレンジする子どもたちのメンタルの強さ…。「できるようになりたい」という一心です。「運動会でこんなことがやりたい」「こんな姿を見てほしい」と目標をたて、取り組んでいます。

目標をたて、そこに向かって努力できるようになるのは幼児期の後半(5歳児~8歳)と言われています。もちろん個人差もありますし、自分の興味を優先し、遊びにその時の楽しさを求めることも大切です。あくまで、個々の違いですので、みんながそうあるべきという意味ではありません)

 

2人がチャレンジしていると、4歳児の女の子(Cちゃん)が前を通りかかりました。

一輪車に乗っている5歳児の様子を見つつ、でも、「自分ではまだ、できないかも」と見ている段階のCちゃんです。

 

4歳児の女の子を避けようとしてA君とB君のメリーゴーランドが失敗しました。

「あ~」

と2人はまた、チャレンジします。

 

ところがまた、なぜか、同じCちゃんが前を通りました。

A君はきょとんとしながら、Cちゃんに

「あのな、僕たち、メリーゴーランドしてるねん。だから、前を通ったら失敗しちゃうねん。だから、前を通らんといてほしいねん。」と言いました。

Cちゃんは少し戸惑っている様子(きっと悪気はなかったのです)

 

A君「僕たち、一輪車やりたいねん。前、通らんといて」戸惑っているCちゃんにもう一度伝えました。

 

Cちゃん「ごめん」

A君「いいよ」

 

一輪車遊びは、「健康な体と心」を育てます。バランス感覚や体幹など大変な運動量です。また、何度もチャレンジする強い心も育てます。できるようになったら、「失敗しても必ずできるようになる!」という自信につながり、充実感をもちます。

 

今回、テラスで見た一瞬のシーンですが、年下の友達に「僕たちはできるようになりたいから、やめてほしい」ことをしっかり、しかも、ちゃんと言葉で表現し、伝えている優しさと強さを見て感動しました。

 

一輪車遊びは、心と体だけ育つわけではなかった!

一生懸命取り組みたいことが見つかったら、その中で、自信が生まれ、言葉の表現力も変わる!

 

A君の本気度や、一つのことに向かう力、落ち着いて思いを話す言葉の重み・・・・。

真剣で、一生懸命で、飾らず、実直な言葉や強い思い・・・。


A君は、自分で自分の胸のあたりの服を握りしめ、きっと伝えることも勇気が必要で、思い切って伝えたのです。

自分の気持ちを「聞いてほしい!」と思い、表現することって、大人でも難しく、緊張するけれど、一生懸命、勇気をもって自分の言葉で伝えたA君。

 

子どもの世界はとても素直ですが、とても深いです。一瞬一瞬で変わり、心が動き、表現も違います。

 

A君は、すぐにまた、一輪車にチャレンジし始めました。

 

Cちゃんは、しばらく立ち尽くしていました。

言われたことの驚きと、「悪気がなかったのに・・」と思っているかもしれません。

でも「ごめん」と言ったCちゃんのしなやかな強さ・・・。

 

しばらくして、Cちゃんは友達と遊び始めました。

 

何度、転んでも挑戦する5歳児の様子に憧れをもつCちゃん。

きっとその姿を様々な思いをもって受け止め、自分がチャレンジする日を思っているのかもしれません。

 

子ども自身が「やりたい!」と思う主体的な遊びは、自信と表現力、粘り強さ、しなやかな心と体など、総合的に様々な力を育みます。

 

 

ここまで↑が、9月10日のこと

 

そして、次の日 9月11日

 

Cちゃんが一輪車を練習していました!

先生や友達と一緒に、かれこれ20分頑張っています!

 

 

幼稚園は毎日の積み重ねです。

 

日々、子どもたちは、様々な経験を重ねながら変化しています。

友達との関わりや遊びへの興味が広げる中で、粘り強く取り組む年上の友達の姿に刺激を受け、自ら挑戦したり、最後までやり遂げようとしたりします。

 

先生たちは、そのような子どもたちの思いや経験を大切に受け止め、一人一人の育ちを丁寧につなぎながら、成長を支えています。

余談2

子どもたちが安全のために被っているヘルメットは、防災用ヘルメットです。桃園幼稚園に来て驚いた1つに、防災ヘルメットをこのように使っていること・・・。

自転車に乗る時も、一輪車の時も防災用ヘルメットを着用しています。(もちろん安全のため)


避難訓練のとき、「上手にヘルメットを被るなぁ」と思っていましたが、普段から使っているから・・・。

なるほど~。。。ヘルメットをこんな風に活用するとは・・・。


サクランボの収穫

本園は、自然豊かで、サクランボ・枇杷・キンカン・レモンの木があります(その木にアゲハ蝶が卵を産みに!)


また、畑には6月収穫のジャガイモやタマネギ、10月にはサツマイモや里芋など、たくさんの野菜を育てます。

昨年度もサクランボや枇杷を収穫し、お家に持って帰ったり、地域におすそ分けをしたり、潰れているものは、子どもたちの遊びに使ったり、子どもたちが主体的に活用できる、生きた自然として、学びに繋げています。


そして、ここから本題・・・

今日(4月27日)サクランボがたくさん生っていました。

先生と子どもたちが見つけて、収穫することになりました。


(今日の保育の計画としては入っていなかったけれど、「計画に入ってないからやらない!」ではなく、実を見つけた子どもたちの思いを尊重し、その発見の感動をそのまま収穫に繋げる保育の柔軟性・・・。本当に素敵です!


保育って、また子どもって、想像を超えることがよくあります。

子どもたちの「こうしたい!」という思いや、その時の感動を受け止めて、その時、その時に対応していく先生の柔らかさ・・・。

とても大切だと思っています。


子どもたちは“今”を生きています。その弾けんばかりの感動を共有し、同じように感動し、保育に繋げていく。素晴らしい対応力です!)


収穫の途中、「園長先生にも!」と、4歳児の男児(S君)が思いついてくれたようです。


(普段から、担任は、「園長先生に聞いてこようか」「園長先生の分は?」と遊びの中で、「園長先生」を出してくれている担任の先生・・・。本当に感謝しかありません。当の私は、いつも園庭に居れるわけはなく、電話や園外への対応など、園長室や職員室にいることが多くなってしまって・・・。反省です)


そのS君は、園長先生の分として、木にたくさん、たくさん ぶら下がっている目の前のサクランボ・・・・


ではなく、下に落ちている、サクランボを素早く右手に1つ。左手に1つ、握りしめ、私のところに走っていったそうです。

(この話は担任から、後日談として聞いたこと)


そして、担任はその時


(『あっ、さっきまでダンゴムシを握りしめていた手・・・。その手で思いっきりサクランボ握っている。サクランボ潰れてないかなぁ・・・

((私)そこじゃない~~(笑))

しかも落ちてたサクランボ・・・・でも、まっいいか・・・)



そして、ひと段落して、給食の時間になり、私が保育室に行くと、S君が


「さっきのサクランボ食べた?」

「食べたよ!」

「美味しかった?」

「美味しかった~甘かった~~~ありがとう!S君!」


と言うと、ニンマリ笑う満足気な顔・・・。


隣で担任は、こそっと 

「お腹は大丈夫ですか?」

「どうして?」

「洗って食べました?」

「洗ってない・・・」


と聞いてから、上記のことを告白・・・


からの爆笑!!そんなことある?ほんとに??


早く教えて~~~(笑)


ダンゴムシの出汁と、S君が握りしめた手の汗がほんのり香ったであろうサクランボ・・・。

しかも下に落ちていたサクランボ。。。

あんなに木に生っているのに。


それでも美味しかった!

園長先生にも!という優しい気持ちが入った、思いやりのサクランボ・・・。

甘くて、温かくて(手のぬくもり)口に広がる酸味・・・(今から考えたら何の酸味?)


子どもって、本当に可愛いです。保育の中で、子どもの感動をそのまま受け止め、同じように跳ね返す保育


<余談>

(私が新任時代の園長先生から教えてもらいました。

「子どもは弾けるようにパンパンになった風船のよう!そのパンパンの風船は、どんどん大きくなっている。感動の瞬間、喜びの瞬間、認められた瞬間、様々な瞬間を、パンパンの風船が受け止め、さらに、風船は大きくなっている。

大人から見れば、小さいなことでも、子どもにとっては、大事件。

そのパンパンの風船をしっかり受け止めなさい。

子どもの感動を先生も感動し、子どもの悲しみを先生も悲しみなさい」と。


今でも、その園長先生とお会いしています。現在86歳・・・今でも、人生の先輩・・・。)


子どもの弾けんばかりの風船をこうして近くで感じることができる幼児教育の世界。


子どもは、素直で真っすぐな目で、世の中を見ています。


子どもたちは未来です。

子どもたちの心の中のパンパンに膨らんだ風船を、今日も、さらに大きくすべく私たちは頑張っています!


<S君が持ってきてくれたサクランボ2個>




保育修了式に向けて


3月に入ると、私たちの保育修了式への準備が本格的になってきます。また、子どもたちの気持ちも引き締まります。

 

立派に修了式に臨もうとしている子どもたちは、頼もしく、立派です。

16日の修了式…。みんな元気で出席できることを祈ります。

 

<ここから本題・・・>

 

桃園幼稚園は、当日ピアニストとバイオリニストが来られ、子どもたちの入場や歌、証書授与のBGMに至るまで、全てそのプロの方が行ってくれます。

 

(私は、正直、プロの音楽家って子どもの思いを無視し、自分の技術を見せびらかす方もいるので、どんな方かなぁ。。と思っていました。ごめんなさい・・・)

 

先日のリハーサルに来られた方2人(初対面)とも、園長室に荷物も置かず、遊戯室へ。
(ずっと来てくれているらしいから、勝手が分かっておられるんだなぁ)

 

リハーサルが始まる前、簡単に担任と打ち合わせをして始まりました。
(すごく簡単な打ち合わせ・・・。これで大丈夫なの?・・・)

 

まず、「証書授与」
人前で話すのが苦手な子どももおり(私もよく分かる!人前で話すなんで無理…。といつも思っている私…)声が小さな子もいます。

 

すると、プロの方々、子どもの声の大きさに合わせて、ピアノ、バイオリンの音量を調節してくれている!

 

すごい!

 

そして、さすが!

 

へぇ~子どもに合わせてくれている!

 

それが、まず1つ目の感動…。

 

そして、5歳児の「お別れの言葉と歌」の時、子どもの歌に合わせて、スピードやリズムを合わせてくれてる?

 

優しいピアノとバイオリンの音色に合わせて、子どもたちもそれを感じ、歌う声も美しくなっている!

 

ピアニストとバイオリニストは、子どもの声、リズム、テンポに合わせ、子どももそれを感じ、美しい声で歌う。

 

なんてすごい!

 

ピアノとバイオリンは主役でなく、子どもの歌を大切にした、子どもをあくまで主役にした技術に感動しました。

 

なんてすばらしい!

 

以前から、保護者の方々からもとても人気があり、喜ばれているということは、職員から聞いていましたが、納得しました。
(感動のまま、リハーサルが終了)

 

<終わって、園長室で>
リハーサルが終わり、園長室でお話させていただきました。

 

私が感じた感動をチラッと伝えると、

 

・子どもは本能で楽しく歌っている。それが正解であり、この場合、楽譜は正解じゃない。
・私たちは楽譜通りに弾くのではなく、どう子どもたちの、テンポやリズムに合わせるか。2人(ピアニストとバイオリニスト)で目で合図して演奏している。
・一部の音楽家は、楽譜通りに弾くことを重要視する方も多い。しかし、私たちが、大切にしているのは、表現力であると思っている。いわば、能力だけでなく、感じる心(感性)が大切である。もちろん、能力も必要だが、それだけでは、つまらない音楽になる。人の心を動かす音楽は、表現力が大切である。
・子どもたちの「歌いたい」という思いは、本能である。まさにそれが正解である。

 

と、お話いただきました。

 

感動し、音楽家にも、このような柔軟な考え方をもった方がいるのか・・・と思いました。

 

 

(ピアノのレッスンで、音を間違えると、手をピシャ!とたたかれ、ピアノが嫌いになった幼少期を思い出す)

 

 

もちろん能力や技術は大切です。でも、その技術を使って、表現するには、豊かな感じる心や、情熱がないと、それはただの、音になってしまいます。

 

「歌を歌いたい」という子どもの本能を大切し、「やりたい」という思いをどんどん膨らませていく・・・。なんだか、幼稚園教育と通ずるものがあり、この2人の方の出会いに、感謝感謝です。

 

きっと、素晴らしい修了式になる!

 

子どもたち、保護者、来賓、そしてプロの演奏者。

 

みんなが気持ちを1つに、子どもたちの修了のお祝いをする・・・。

 

底知れぬ愛で包容されるのは、子どもたち・・・。

 

しっかり自分の足で、自信をもって歩んでいってほしい。




2月17日

今日は雪遊びでした!

氷を業者が運んできて、氷を砕き、園庭に撒いてくれるのですが、

「どうせ、ガリガリの荒い雪だろうなぁ」と、思っていました。


(この雪遊び…。大変、高額で、幼児費からの支出だけでは無理で、地域の方からの支援もいただき、多額のお金をかけて、荒い氷のような雪・・・。なんだかなぁ・・・。)


なんて内心思っていました。

でも、それが、とってもサラサラの雪!

(えっ、これ雪やん!本物の雪やん!)と驚きました。

そして何より、子どもたちの楽しそうな笑顔!


ソリ滑りや、雪合戦、雪の上に寝っ転がったり、体で山の坂を滑ったり、思う存分遊んでいました!

動く子どもたちを写真におさめるのは、とても難しいですが、いつ撮っても笑顔の写真!


こんなに喜ぶんだ・・・。そして、こんなに長い時間、ずっと遊んでいられるんだ・・・。というぐらい、本当に楽しい雪遊びでした!


と私はヘトヘトになりながら、子どもたちの楽しそうな笑顔を見ていました。

多額のお金をかけた価値はある!来年度の子どもの在園数は減ってしまうけれど、地域の方にも支援をいただき、「来年もやりたいなぁ」と子どもたちの笑顔を見て思いました。


<話は変わって、雪合戦で・・・>

き組!(5歳児)本気で私に雪をぶつけ、当たって冷たがっている私を見て大笑いしている き組!!

そっちがその気なら、こっちも本気でいかせていただきます・・・。

私が的になり(担任はソリ遊びの補助をしているので〇〇先生はあかんと直感的に感じ、『ええ的がいてるやないか』とばかりに、私・・・)思いっきり、雪をぶつけてくる・・・。

なんておもしろい!!

さすが5歳児の体当たりな感じ・・・。これこれ!っと思いながら、楽しさと子どもたちの体当たりの大胆さと面白さに私の顔もニヤケル・・・。

「もう!冷たい!」と言いながらも、『この子たち、園長にこんなことをしてくるなんて、大胆で、たくましい!大人の顔色を見ることもなく、のびのび育ってる!』と嬉しくもあり、もうすぐ1年生になる寂しさもあり・・・。

子どもたちの笑顔が今日の雪遊びでは私に向かっていたことが、何よりうれしかった!
普段は友達同士、または担任の先生に向かっている笑顔が、今日は私に向かっていた。なんて愛おしい・・・。

悪だくみしている笑顔の可愛さ・・・。たまらない・・・♡

楽しい1日をありがとう!


4歳児!

なんて可愛い!(ブカブカの雪遊び用の服・つなぎの服 なんて可愛い!)

雪に寝っ転がって、ヒンヤリを感じている。

体全体で雪を感じ、まさに感覚を研ぎ澄ませ、雪の冷たさ、滑っていく雪の不思議、しばらく寝っ転がってヒンヤリの空気を感じている。

また、ソリで、雪ダルマに激突して、雪ダルマを壊してしまうハプニングも楽しんでる子もいる。

きっと雪を初めて見る子どももいるかもしれない。


こんな経験、大切にしたい!

来年度もやりたいです!


2月9日

日曜日から、私の家の周りは一面の銀世界でした。

今日は園庭もきっと雪景色だろうなぁ。子どもたちは足跡をつけたり、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったり、

1日雪で遊ぶだろうなぁ。


着替えは?

着てきたアウターを置いて帰ってもらう?

手袋は?(あっ幼稚園に子ども用の軍手があったなぁ)

なんて想像しながら来たら、雪がない・・・。大阪と奈良は違うのですね・・・。


今(14:00前)子どもたちは、(4・5歳児共に)外で元気にドッジボールをして楽しんでいます。



2月6日

今日は、マリンバコンサートでした!「日記」や、「地域との連携」「すくすくくらぶの様子」などでお伝えしてますが、これは急遽、地域の学校協議会会長が、仕掛けてくださった行事です!!


プロのマリンバ奏者の方なので、日程もねじ込んでくださったようで・・・。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。また、「桃園幼稚園の子どもたちに!ぜひ!」と頼み込んでくださったと聞きました。


そして実は、プロのマリンバ奏者の演奏代やら交通費のお会計も・・・。(本当にありがとうございます。。。)


本物の音色を聞いて、子どもの心に残っていると思います。
マリンバの音色、4本のマレットで奏でる音の重なり、体で感じた太鼓のリズム、、、


以前の幼稚園で本物の楽器(その時はバイオリンでしたが)を聴いて、その子どもがバイオリンを習い始めたことがありました。
子どもが経験したことで、何がきっかけになるのか分かりませんね。
子どもが様々な経験をして、それに心を動かし、感動し、豊かな経験となり、感性として残っていく。
今日、コンサートを聴いた子どもたちの中に、音楽の道に進む子どもがいたら、なんてすばらしいことでしょう。。。


私は、コンサートを聴きながら、子どもたちの真剣な表情を見ていました。

真剣な表情、楽しんでいる様子、それぞれの子どもの反応も違い、とっても可愛いです。


また一つ一つの経験が、子どもの心にどう響いているのか。どう影響しているんだろうと、期待と想像をして、表情を見ながらワクワクしています。


2月4日

今日は生活発表会でした!
感動しました!

先生や友達と、最後まで、楽しんで取り組みました!
劇も合奏も日頃の遊びも、この緊張感の中、欠席なく全員で取り組んだことも素晴らしいです。
今日は胸がいっぱいで、お仕事が手につきません・・・。

いやー本当に素晴らしい素敵な生活発表会でした!


2月2日

毎日、とっても寒いですね!朝、門で立っていると芯から冷えます。でも、心はとても温かい!
朝の門はとっても寒いけれど、心は温かです。

だって、5歳児のAちゃんが編んでくれたマフラーをしてるからです。「園長先生に!」と言って11月にプレゼントしてくれました。なんて優しい!!そして嬉しい!!


また、お家の方、子どもたちが頑張ってきてくれている顔を見ると、精一杯、挨拶しようと思っています!





2月2日

1日2つも記事をあげてると後が続かない!と分かっていますが、どうしてもあげたい! 伝えたい!

「ミャクミャクサンクスグリーティング」で保護者に協力をお願いし、同意書を保護者1人1人にお願いしました。保護者の皆様は、とても賛成していただき、皆様から同意書をいただくことができました。

その中の一人の保護者が同意書に

「どうか当選しますように!祈っています」

と書いてくださっていました。そういうことがとても嬉しいのです。


子どもたちに素敵な思い出を!


私と同じ気持ちでいてくださる!というだけで、応援していただいているような気持ちになります。

とても嬉しい!!

ありがとうございます。

これからも子どもたちのために、頑張ります!!


なぜ、「たんぽぽの根っこ」なのか・・・。



小学生の時、友達同士で
「花に例えたら。。」と言い合うことってありませんでしたか??
その中で、
「由利子ちゃんだから、百合!」
とか、マドンナ的な存在には、
「薔薇ね!」など言い合い、そして友達が、私に


「うーーん。たんぽぽ!」と。。。。



「たんぽぽ??」



「なんで?」



「なんとなく。。。」



でしょーねーー。。


家に帰ってそのことを母に伝えたら
「たんぽぽって花?雑草じゃない?」と一言。
唖然となってる私を見て母は、


「でもアスファルトに生えてて、とっても強いやん!たくましいから!」と一生懸命にフォローしてました。

 

そこから私は「たんぽぽ」を自分の花?と思い、アスファルトとアスファルトの間からたくましく生えてる?咲く?たんぽぽを決して踏むことはありませんでした。
なんなら、踏まれてぺっちゃんこのたんぽぽを可哀想に感じてました。


学年も上がり、たんぽぽの図鑑を見た時、ながーーーく伸びる根っこ、その根っこの強さを知り、なんだかたんぽぽを好きになりました。
たんぽぽに例えてもらったことを誇りに感じ
「私はたんぽぽ!」と思えるようになりました。


その図鑑のたんぽぽの根っこを、見た時の衝撃はいまだに覚えてます。


『なんだこれ。花は地味なのに、根っこがこんなことになってるん??!!』



小学生のただの例えから始まったことですが、
今では大好きな花?になってます。


そして、幼稚園に勤めて、心のタフさと、体の丈夫さが活かされ、今ではもう、30数年。。
目立つことが苦手で、人前で話すことなんか、とんでもなかった私が、なぜかマイクを持つことも多く。。
皮肉なもので。。

 

たんぽぽのように、強く、たくましく、そして、しなやかに。
目立たないけど、邪魔にもならない。
人の影になり、そこに居ることに気づかれないことも多い。
そんな私は、たんぽぽ、そのもの!
こんな私ですが、人の役に立とうと毎日、必死で頑張ってます!