学校日記

さくら組(4歳児)のアオムシが...

公開日
2025/05/27
更新日
2025/05/27

幼稚園日記

 先日、心和中学校からいただいたアオムシを、さくら組で飼育していました。
サナギになろうとしたアオムシが、糸が取れて飼育ケースの下に落ちてしまいました。やっとサナギになったアオムシ。教師がとまり木になるように紙で作りました。すっと様子を見ていた子どもたちは「動かないね」「まだ寝てる?」と、毎日気にかけていました。
 そして数日経った、昨日の朝、無事にサナギからチョウになりました。
登園した子どもたちは、サナギが入っていた飼育ケースの中でチョウが飛んでいることにとても驚いたようで、「先生!何か動いてる!」「可愛い!」など、それぞれが感じたことを担任に伝える姿がありました。
 たくさん観察した後、クラスで話をして、園庭に放してあげることにしました。元気に飛び立つチョウに手を振る子どもたち。空になった飼育ケースを見て「なんか寂しいな...」とつぶやく子もいました。
 
 本や映像だけではなく、実際に成長する過程を観察することで、生命の不思議に触れ、興味・関心が広がりました。また、命は簡単に育たないことを感じることで、命の大切さに気付くのではないかと思います。これからも、子どもたちがたくさんのことを幼稚園で学べるように環境を工夫していこうと思います。