わんぱくだんが川を飛び越えて、はらっぱじゃんぐるへ。はらっぱじゃんぐるでは、カマキリがダンゴムシを食べようと、揺すっています。でも、石のように固まってビクともしません。カマキリ役がやってくると、丸まって構えるダンゴムシ役。執拗に迫ってくるカマキリに、思わず「カマキリが来るから遊べないー」とダンゴムシから苦情が出ていました。このような、何気ないやりとりが、「みんなが楽しく遊ぶために、どうしようか？」と話し合いのきっかけになり、遊びのルールや劇遊びのストーリーづくりにつながっていきます。

2階の遊戯室から元気な足音が聞こえて来たので見に行くと、つき組の子どもたちがネズミになって走り回っていました。おじいさんが転がしたおむすびに喜び、立って走るネズミもいれば四つ這いで「チューチュー」と小刻みに移動するネズミもいます。「どんなネズミさんがいるかな？」と友達の表現にも気付けるよう、クラスで話し合っていました。地底につながるトンネルをくぐって、どんどん、お話の世界に入っていきます。先生ネズミがもちつきを始めると、思い切り背伸びして「ビヨーン」とお餅が伸びる様子を表現し始めました。

大好きな絵本『わんぱくだんのはらっぱじゃんぐる』のお話の世界に出てくるトンネルで遊んでいます。くぐると自分が小さくなって周囲のものや生きものが大きくなってしまう不思議なトンネルです。11月の作品展では、その頃遊んでいたはらっぱじゃんぐるや大きな虫たちをつくり、お話の世界に親しんでいました。今度は、お話の世界に入ってなりきって遊びながら、修理をしたりつくり足したりしています。「トンネルくぐったから小さくなったよ！」「反対から入ったら元に戻ったー！」とにぎやかに遊んでいます。来週はどんな遊びに広がっていくのでしょうか。

5歳児がこま回しに挑戦しています。台の上で回そうと何度もひもを巻いては投げていました。うまく回っても台に当たって落ちたり、台に載せても勢いで落ちたりします。一人一人がタイミングや力加減を自分なりに見計らいながら投げ方を調節しています。友達が回す様子をよく見て、自分が回すための参考にしています。なかなかうまく出来ないことが、挑戦意欲を高めています。以前は、難しいからとあきらめる姿も見られましたが、挑戦することに楽しさを感じている様子に頼もしさを感じます。

あけましておめでとうございます。
10日は、全園児時40分から9時ですが始業式は学年別に行います。つき組の保護者は9時15分集合、ほし組の保護者は10時15分集合です。
各自スリッパを持参してください。提出物、検温を忘れないようにお願いします。保護者の方宛にメールも配信しております。よろしくお願いします。

卯年、ミルクちゃんも張り切っています！