4歳児つき組の子どもたちが、泥で遊んでいます。素足を泥の上で滑らせて、にゅるにゅるする感触を味わったり、手型をつけたり、つかんでみたりして、思い思いに遊んでいます。振り返るとこれまで、手が汚れることが苦手で、絵の具やのりが指先に付くことも嫌がっていた子どももいました。そんな子どもたちも、砂、土、泥、水に存分に触れて遊び、汚れたら手を洗う、着替える、困ったときは先生に伝えるなど、経験を重ねるうちに、このように安心して遊ぶようになってきました。
泥でだんごがつくれると思っていた子どもは、指の間から垂れる泥を不思議に思い、水分が多過ぎるとにぎれないのだと気付いていました。これからも楽しく遊びながら、生活の中で必要な体験や気づきを重ねてほしいと思います。